European heart journal 1 8月 2022 HFrEFの薬物治療、最適な薬剤の導入順番・増量期間は? 左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)には、ACE阻害薬・ARB、β遮断薬、MRA、ARNI、SGLT2阻害薬の有効性が証明されています。それでは、これらの薬剤の最適な導入順番は何でしょうか?この疑問に応えようとした研究を紹介します。 続きを読む
European heart journal 28 2月 2022 Type2心筋梗塞、リスクファクターはType 1とほぼ一致 心筋酸素需要のミスマッチにより生じるType2心筋梗塞、リスクファクターはType1と同様でしょうか?Type2心筋梗塞の危険因子が分かれば、予防可能になるかもしれません。今回はType2心筋梗塞の危険因子を調査した研究を紹介します。 続きを読む
European heart journal 3 2月 2022 心停止の救急要請時、蘇生目的にボランティアを動員すると生存率改善 自宅で発生した心停止、付近のボランティアに蘇生処置を依頼すれば、予後を改善できるでしょうか?自宅での心停止は、公共の場で発生した場合よりも予後が悪いとされます。自宅での心停止の予後を改善させる取り組みを評価したARREST試験を紹介します。 続きを読む
European heart journal 22 1月 2022 安定冠動脈疾患への血行再建先行、心血管イベントの総数は減らせない 安定冠動脈疾患は、PCIやCABGで血行再建を先行させたほうが良いでしょうか?初回の心血管イベントだけではなく、生涯で起こるイベント総数を減らせるかも重要です。血行再建を先行させると、心血管イベントの総数を減らせるかを検証したISCHEMIA試験を紹介します。 続きを読む
European heart journal 25 12月 2021 エンパグリフロジン(SGLT2阻害薬)、EF65%未満の心不全入院を抑制 心不全において、エンパログリフロジンが有効なEFの範囲はどこでしょうか?EMPEROR-Preserved試験の対象はEF≥40%で、HFpEFだけでなくHFmrEFも含んでいました。本当にHFpEFにも効果があるか、エンパグリフロジンが有効なEFの範囲を探った研究を紹介します。 続きを読む
European heart journal 23 12月 2021 心臓腫瘍が疑われるとき、心臓MRIの診断能はかなり強力 心臓内の腫瘤性病変、鑑別のために心臓MRI検査は有用なのでしょうか?正常構造物の亜型なのか、血栓なのか、良性腫瘍なのか、悪性腫瘍なのか正しく判別できるかが問題です。心臓腫瘍疑いの病変の心臓MRI診断能を評価した研究を紹介します。 続きを読む
European heart journal 26 11月 2021 治療抵抗性高血圧、ARNIが4剤目・5剤目の降圧薬として使える 降圧薬3剤でも降圧目標に達しない治療抵抗性高血圧、4剤目・5剤目は何を使用しますか?治療抵抗性高血圧の4剤目、5剤目にARNIが有用か検証した、PARAGON-HF試験のpost-hoc解析を紹介します。 続きを読む